JINS東京本社ではじめてお会いした峯岸みなみさん。撮影・インタビュー・打ち合わせと数時間に及ぶ工程を、イヤな顔ひとつしないどころかスマホすら触らない前のめりっぷりで、終始たのしそうかつクリエイティブにこなしてくださいました。インタビュー内で「自分で考えたり工夫する余地のあるお仕事にやりがいを感じる」とおっしゃっていた通りの姿勢に、編集部一同感動。そしてその姿勢は、着任から1ヶ月が経った今も変わっていません。これからどんどん面白くなっていく峯岸さんの「自己ベストこそ、道しるべ」特集、ご期待ください。(特集「“自己ベスト”こそ、道しるべ。」担当編集:ツドイ今井)
【この記事を読む:「変わり始めて、楽になれた」峯岸みなみ、目指すのは自分軸の“自己ベスト”。】
県庁所在地クイズで、今までなんども間違えてきてしまった群馬県・前橋市。(市民の方、すみませんでした……)今後は2度と間違えない自信があります。なぜなら今回の取材で、地元愛にあふれる方たちにたくさん出会ったから! 小さなお店も、大きな企業も、みなそれぞれの形で「前橋をもっと盛り上げていこう」という静かな情熱がほとばしる街だったのです。こんな街、もう忘れられません。なかでも今回ご紹介した商店街エリアは、前橋をおとずれた際にはぜひチェックしてほしいポイント。なんとコンビニがひとつもない、今では稀有な個人商店のみが立ち並ぶ昔ながらの商店街だったんです。ほんとうに、見ているだけでも楽しかった。文字数の都合上、心苦しくもカットしてしまった「イイ話」がたくさんあります.。そのつづきはぜひ、前橋でたしかめてみてください!(連載「とうだいマップ」前橋編担当編集:ツドイ三浦)
【この記事を読む:おかえりなさい、いらっしゃい。街の“今”を照らす『とうだいマップ』、創業の地・前橋からはじまります!】
1945年の沖縄を舞台に、戦争に翻弄されながら生きた少女たちの姿を描くマームとジプシー『cocoon』。その舞台を生み出した演劇作家・藤田貴大さんの取材を前に大急ぎで確保した劇場の客席で、私の胸中を満たしていたのは「ちゃんとこの舞台を理解できるだろうか」という不安でした。しかし、そこで体験したのは舞台から客席に届けられる役者の声、動き、繰り返されるセリフとシーン……そのすべてが交錯し、不安も吹き飛ぶほどに観るものを圧倒する2時間半。ふだん演劇に馴染みのない私も、77年前から届く感情に飲み込まれ、揺さぶられ、気づけば目に涙を浮かべていました。「見る」という言葉を通して、マームとジプシーの主宰でもある藤田さんが考える表現が果たす役割、そして演劇という媒体に込める想いついて探るこの記事。演劇が好きな方はもちろん、私のようにふだんあまり演劇を観ないという方にも是非読んでいただければうれしいです!(連載「『見る』の開拓者たち」担当編集:Camp須藤)
【この記事を読む:視線がぶつかり日常は揺れる。マームとジプシー・藤田貴大が観客と交わす生】
キュレーターの長谷川祐子さんが登場する、引っ越し連載Vol.10。この1本を作るのにどれだけの人がどれほどの時間を割いたか……どう書いたら伝わるんだろうと悩ましいです。この記事制作の過程で、JINSさんとかわしたメールは69件。ライターの田中さんとかわしたLINEは89件(※原稿ファイル上でのやりとりをのぞく)、アートディレクターの前田さんとは41件。そのほかにも写真家の小池さんとの連絡や、JINSさんが社内でかわしたであろう連絡などなどを含めると、もう想像できない膨大な量になりそうです。もちろん、やりとりが多ければ多いほど良い記事だ! とは言えないのですが(自分の要領が悪いだけな気もする)、数回のやりとりで完成する記事も世にあるなかで、この数字がどれほどのものなのか……わかっていただけますでしょうか、ああ伝わってほしいっ! さて肝心な内容ですが、最初にこの原稿をライターの田中さんからいただいたときから、「神回」だと思いました。長谷川さん、髙濱さん、田中社長、JINSの社員さん、それぞれの芯の強さがたっぷりと伝えられた回だと思っております。どうか、どうか読んでほしいです!!(連載「たった2キロの長い旅」担当編集:ツドイ星)
【この記事を読む:快適さVS.違和感? 「美術館の中で働く」ため、アートのプロに力を借りに行きました】