「JINS GO」、石川県穴水町へ
2024年1月に発生した能登半島地震。地震によってメガネを破損し不便な思いをされているお客さまの一助となるよう、JINSはいくつかの支援活動を行いました。
ひとつは、保証書の有無や保証期間を問わず、破損したJINSのメガネレンズ・フレームを交換するサービスです。国内の全店舗で展開し、富山、石川、福井、新潟の4県では対象を他社製品にまで拡大。JINSだからこそできるサポートをいち早く実行しました。
もうひとつは、メガネの移動販売車「JINS GO」による被災地支援です。「JINS GO」は2月から3月にかけて石川県輪島市内にある11カ所の施設を訪問し、メガネの無償提供や、他社製品を含めたメガネの修理、調整を実施しました。利用したお客さまは約700名。多くの方々によろこんでいただきました。(くわしくは、こちら)
そして地震発生から5カ月。「JINS GO」は6月7日(金)~9日(日)の3日間、石川県穴水町を訪問し、ふたたび支援活動を行いました。
「JINS GO」店長の茂木によると、穴水町訪問は輪島市での出会いがきっかけだったのだそう。
茂木「2月に輪島市立 門前公民館で支援活動をしていたときのことです。炊き出しのボランティアをしていた県内の大学教授の方より『穴水町に住むひとたちもきっと、JINS GOの支援を必要としていると思うから行ってみたら?』『僕からも穴水町に伝えておくよ』という提案と後押しをいただきました。
お役に立てるのであればぜひうかがいたいと思い、後日役場へ連絡。受け入れのお返事をいただいて訪問に至ったというわけです」

茂木は6月の訪問で感じた現地の変化や、ひとびとの様子についてこう語ります。
茂木「道路は最低限の補修のみで、ひび割れや隆起がそのまま残っているところが多かったです。復興への道のりの長さを痛感する一方で、以前にはなかった仮設住宅が整備されるなど前進を感じる風景もあり、すこしだけホっとしました。
穴水町では約200名もの方々にサービスを利用いただきました。『困っていたんだよ、ありがとう』というお客さまの声が心に残っています。わずかでも力になれて、ほんとうによかったです」
「JINS GO」は今後も引き続き、必要としてくださる方のもとへ「見えるよろこび」を届けていきたいと思います。

海外での災害支援活動
JINSによる災害支援は国内だけにとどまりません。海外進出先の中国、アメリカ、台湾、香港、フィリピンで災害が起こったときは、現地法人が主体となって支援する体制を整えています。
たとえば2024年4月3日に発生した台湾東部沖地震。JINS台湾法人は200万台湾ドル(日本円で約1千万円)を寄付し、被災した方々の生活費や医療費の一部にお役立ていただきました。
震源に近い地域にあるJINS花蓮店では、他社製品を含めたメガネの無料修理・交換サービスを実施。破損がひどく修理がむずかしい場合は新しいメガネと無料で交換し、お客さまの不便解消を第一に考えた支援を展開しました。
これらの支援は現地の注目を集め、テレビやネットメディアのニュースとして取り上げられるほど。利用したお客さまのなかには「いつもていねいに対応してくれてありがとう」「おかげさまで学校の試験もがんばれます」といったレビューを寄せてくださる方もいました。

JINS花蓮店でのメガネの無償修理・交換サービスを告知する広告画像
海外災害支援の取り組みは他にも。
2023年8月8日に起こったハワイ州マウイ島の大規模な山火事。JINS US法人は、アメリカに展開する4店舗とオンラインショップを合わせた週末3日間(2023年8月11日~13日)の売上のうち20%をマウイストロング基金に寄付しました。

2023年8月11日~13日の期間、US4店舗とオンラインショップで商品をご購入いただいたお客さまに宛てた御礼メッセージ
「みる」ことは私たちの生活の中で欠かせないこと。だからこそ被災された方々が一日も早くふだんの暮らしを取り戻せるよう、JINSはこれからも積極的な復興支援に取り組んでいきます。