JINSのサステナブルな社会に向けての取り組みを紹介する連載「ジンズのたねまき」で、お届けしている「もっと外遊びプロジェクト」。

JINSがお客さまからいただいたショッピングバッグ代金を活用して、近視進行抑制の観点から子どもたちの「外遊び」を支援するプロジェクト(*くわしい経緯はこちら)

このたび、外遊びの一環として子どもたちと屋外でペイントを体験するワークショップを羽根木プレーパーク(東京・世田谷区)で開催することが決定いたしました!

開催にあたり、今回のNEWSでは、ワークショップが行なわれる「羽根木プレーパーク」という遊び場をご紹介します。

このワークショップは1日かぎりで参加対象が限られていますが、羽根木プレーパークは休園日や閉園時間帯をのぞいていつでも、そして無料で遊ぶことができるんです!

羽根木プレーパークにかぎらず、「冒険遊び場」として登録されている場所は全国に300か所以上もあります。

お子さんと週末や夏休みなどに利用してみてはいかがでしょうか?

たき火に木のぼり、水遊びができる「冒険遊び場」

羽根木プレーパークは、世田谷区と認定NPO法人プレーパークせたがやさんが協働で運営する遊び場。赤ちゃんから小中高生や若者、地域に住むシニアまで幅広い世代が利用しています。

プレーパークの最大の特徴は、子どもたちがのびのびと遊べるように、園内では「なるべく禁止事項を設けていない」ということ。

普通の公園ではなかなか体験できないような、穴掘り、たき火、木のぼり、水遊び、のこぎりやかなづちを使った工作などが、思うままに遊べるようになっているんです!

園内には、子どもが自由に遊べる場づくりを専門とする「プレーワーカー」という職員さんが常駐し、「世話人」と呼ばれるボランティアの地域の方とともに遊び場運営をしています。

プレーパークせたがやさんのサイト(https://playpark.jp/hanegi/)より転載。サイトでは、プレーワーカーの紹介も。イラストがすてき。

羽根木プレーパークが開園したのは、1979年(なんと43年も前!)。

高度経済成長期に自分の子どもの遊ぶ環境に疑問を抱いたある夫婦が中心となり、欧州の「冒険遊び場」をヒントに、同じ思いを持つ地域住民たちと手づくりの遊び場を始めました。その遊び場が土台となり、日本で初の冒険遊び場として誕生したのです。

羽根木プレーパークのシンボル的存在である丸太小屋「リーダーハウス」は、かつてのリーダーハウスが昨年8月に30年の歴史に幕をおろし、今年3月に「新リーダーハウス」が竣工したばかり。

旧リーダーハウスは、工具や救急箱などを保管する事務所としての役割だけでなく、屋根に登ったりつたったりと、それ自体が遊具としても活用されていました。

新リーダーハウスには、さらに寝転べるウッドデッキや自然体験学習室も作られたのだとか! 7月には本格始動するとのことで、これから行かれる方はそれもたのしみですね。

【今回ご紹介した羽根木プレーパーク】

所在地:〒155-0033 東京都世田谷区代田4-38-52 羽根木公園内(小田急線梅ヶ丘駅徒歩3分、井の頭線東松原駅徒歩7分)
TEL:03 – 3324 – 9284
※開園時間10:00~18:00は、「世話人」や「プレーワーカー」が常駐
※休園日・夜間のたき火、大人のみのたき火の利用は不可
休園日:火曜日

冒険遊び場は、全国各地に344か所

日本初の冒険遊び場として誕生した羽根木プレーパークをきっかけに、いまでは全国各地にその輪が広がっています。その数、なんと344か所(*)も。

(*)……特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会が制定した定義による登録数

北海道から沖縄まで登録されており、それぞれに遊びが満載です。お近くの冒険遊び場を探してみてはいかがでしょうか?

「もっと外遊びプロジェクト」WSの様子はまた後日……

さて、そんな冒険遊び場の先駆けでもある羽根木プレーパークで今回、JINSと子どもたちが行なうワークショップ。

制作するのは、もっと外遊びプロジェクト第一弾として子どもたちへ寄贈するプレーカー(「移動式遊び場」とも呼ばれる、遊具や工具を積んで公園などに届ける車)活動の「看板」です。

一体、どんな看板になるのか……? その様子はまた後日、「ジンズのたねまき」にてお届けします!