体と心の健康に欠かせない睡眠。けれど日本の多くの人たちの睡眠時間が足りていないことをご存じでしょうか?
経済協力開発機構(OECD)の調査(※1)によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分。調査対象国である先進国33か国の平均より1時間以上短いのだそう。睡眠不足が借金のように蓄積していく様子をあらわす言葉「睡眠負債」が近年の流行語大賞にノミネートされるなど、「ちょっと寝足りないなあ……」と日ごろ感じている人が少なくない現状がうかがえます。
(※1……OECD, Gender data portal 2021: Time use across the world)
じつは睡眠不足に悩んでいるのは大人だけではありません。夜遅くまで勉強にはげんだり、ゲームや動画視聴をたのしんだりと毎日を忙しく過ごす子どもたちも例外ではないのだとか。
日本の社会問題ともいえる「睡眠をめぐる課題」の解決に貢献したい。そう考えたJINSは「ブルーライトとサーカディアンリズム(体内時計)の関係性」に注目しました。
JINSはかねてより社内にR&D(研究開発)室を設け、産学連携で光の研究をすすめ、ブルーライトから目を守るアイウエアを開発してきたパイオニア。長年にわたって培った光に関する知見を活かして、様々な取り組みをスタートしたのです。
まず取り組んだのは、睡眠研究の世界的な権威 西野精治博士(※2)、千葉伸太郎博士(※3)たちによる研究の支援。ブルーライトと睡眠について、世界で初めての(※4)子どもを対象にした研究が行われました。
(※2……西野精治博士:米国スタンフォード大学医学部精神科教授、スタンフォード睡眠・生体リズム研究所所長、医学博士)
(※3……千葉伸太郎博士:医学博士、太田総合病院記念研究所・太田睡眠科学センター所長)
(※4…… 西野博士、千葉博士、前田医師調べ。学童を対象とした就寝前のブルーライトカット眼鏡装用による影響に関する臨床研究の実施を指す)
2024年2月22日には、睡眠環境を整えるメガネ「JINS SCREEN FOR SLEEP」を発売。ストレスフリーなかけ心地のフレームとブルーライトを40%カットするレンズが施されたメガネは、就寝前のリラックスタイムにぴったり。もちろん子ども用も展開しています。
JINSの取り組みはそれだけではありません。たのしく気軽に睡眠の課題をチェックできるコンテンツ「睡眠負債度診断」をリリースしました! 千葉伸太郎博士監修のもと制作した内容で、「1日の平均睡眠時間」の設問に答えると、すぐさま結果を得られます。表示される「一か月間の睡眠負債時間」に思わずドキリとしてしまうかも……。睡眠負債レベルをあらわすユーモラスなキャラクターたちにも注目です。
そのほか、おすすめのナイトルーティンがわかるコンテンツもご用意。世界一寝不足の国 日本では、睡眠不足を抱えながらも自覚できていない人がきっと多いはず。「睡眠負債度診断」が毎日の睡眠習慣を見なおすきっかけになればうれしいです。ぜひ活用してみてくださいね!